サムチー・ペーソンの戯言

毎週金曜日更新。しがない一大学生が突拍子もなく思い浮かんだことをまとめてるブログです。

待ちに待ったプロ野球開幕&セパ順位予想

2019年3月29日。長きにわたる野球ファンにとっての厳しい時代が、今終わりを迎えようとしている。

優勝クリンチナンバーが、12球団全て143で横並びスタートになるこの瞬間。

俺はサッカー、テニス、ラグビー、アメフト、フィギュアスケート長距離走など、たくさんのスポーツを消費することでお茶を濁し続けてきた。しかしもうそんなことをしなくても良い、我々は白球を追い、共に一喜一憂する権利をまさしく得たのである。今シーズンはどのような戦いが繰り広げられ、何を思うのか。それが分かるのは、選手たちのプレーが俺たちの眼に焼き付いたその瞬間だ。

 

さ、まあこんなポエムはとりあえず置いといて、今回の本題である公式戦順位予想に移ろう。

今回の順位予想は、まあ順当に予想してもなあ、面白みもないしってことで、一旦予想を立てた後全て白紙に戻し、「意外さはあるが可能性もそれなりにある順位予想」を立てた。当たるといいなー。

ちなみによく聞かれるんだけど俺は巨人ファンだから。パだと西武が好き。まあでも巨人の比じゃないね。海外野球のこととかも呟きまくってるせいで分からなくなりがちなので一応言っておく。

なお、当ブログではプロ野球公式戦の開催中も随時2019シーズンに関連した記事を投稿する予定である。特に優勝やCS当確ラインなどにスポットライトを当てて書く予定なので、後々そちらもぜひ読んでいただきたい。

 

では順位予想、まずはセ・リーグから。

1位 DeNA

2位 広島

3位 巨人

4位 ヤクルト

5位 阪神

6位 中日

 

セ・リーグはどの球団も1,2番の上位打線のパターンが軒並み低クオリティなのは否めない。特に悲惨なのは出塁率。1,2番は足が遅くてもバントがへたくそでも何でもいいからとにかく出塁せねばならないのは、得点効率がどちゃくそ悪かった堀内時代の巨人を見れば明らかだが、パ・リーグと比べると非常に貧弱。3,4番クラスを張るオールラウンド型のセ・リーグの野手はパ・リーグでは1,2番に回されるとすら俺は思っている。

そんなセ・リーグの上位打線の中でオープン戦を見る限り抜きん出ているのは、桑原をベンチへ追いやった楠本のいるDeNAだ。楠本ソト、ないしは梶谷ソトの並びで3,4

番の宮崎筒香を迎える打線はまさに凶悪。2020年に梶谷と筒香が国内FA権を取得予定であり球団としては向こう2年が勝負か。

DeNAは中継ぎも非常に強固。先発がQSさえ決めれば7,8,9回は誰を送っても(相対的に見れば)抑えてくれるほどのラインナップ。今永をはじめとした先発左腕の奮起があれば優勝も夢ではない。*1

OPSお化けこと丸佳浩の移籍で中堅手の守備範囲まで狭まった広島は、菊池のポスティング移籍が差し迫っている以上今年で日本一をとらないと厳しいが、去年2018

シーズンに丸がいなかったまま戦った時期とはわけが違うほどの長距離砲不足に陥っている。外国人枠の投手野手のバランス調整もかなり厳しく、日本人投手、特に大瀬良岡田野村の表ローテ3人にしわ寄せが行きかねない。大瀬良が則本化しないよう祈るばかりだ。DeNAと肉薄して2位の予想。

5位6位は「中日と阪神が争う」との見方を示している野球ファンが大勢だが、俺はヤクルト巨人含め4チームが低レベルな3位争いを繰り広げる可能性もなくはないと踏んでいる。まずヤクルトは一見厚みのある野手陣に実は非常に不安の残るラインナップ。年齢的にそろそろ1年戦えるのか怪しいメンツが主軸を担う。*2戸田の様子見てると相変わらず1.5軍も貧弱なもんで。有事の際に新戦力の投手が救いの手を差し伸べられるかどうかがポイントだろう。巨人は野手も投手も左がいない。中継ぎ不足を打線と裏ローテが支えきれるか。シーズン途中のニューカマーに期待しよう。

交流戦が明けたころの立ち位置によっては優勝が射程圏内に入るかもしれないし、2017年に逆戻りする覚悟も要るかもしれない。非常に不安定な要素をはらんだ2チームは2019シーズンのカギとなると見ていい。

 

続いてパ・リーグ

1位 オリックス

2位 ソフトバンク

3位 楽天

4位 日本ハム

5位 ロッテ

6位 西武

パ・リーグセ・リーグと打って変わってかなりの博打予想。

前年度Bクラスの球団を就任1年目の監督が優勝に導いた事例は平成30年間で94例中わずか10例のみ(https://news.nicovideo.jp/watch/nw4538999)だが、今オリックスは2014年に逃した、優勝の大チャンスが5年ぶりに舞い込んできている。

どの球団も先発ないしはリリーフが本格的な過渡期に入っており、20代前半を戦力として頭数に入れたり、中堅どころの活躍を祈っていたりする、さらに投手が一通りメジャーに流出したという状況下、何シーズンかぶりの本格的な混戦模様が期待される。そんな中一歩抜け出せる力があるのは野手に未確定要素があまりなく長打を叩き込むことが出来、上位打線のラインナップがルーキーの福田をはじめとした新戦力の台頭でいきなり厚みを増した*3、就任1年目の西村監督率いるオリックスだ。このチームで優勝するには何と言っても社会人上がりの先発組、山岡東明田嶋の活躍か。あとは昨シーズンまでの福良をはじめとした首脳陣の中継ぎ労災申請基準を軽く無視する不可解なリリーフの酷使をやめれば這い上がれるはず。ってかそれが改善されてるからオープン戦防御率2.26とかいう素晴らしい数字出してんだよな。モノはいいんだからあんたらさっさと優勝しろ。

一番悩んだのは3位と4位と5位。2位はいくらベテラン頼みが目について来たとは言えどうせ投手陣が火の車になりながら優勝争いするだろと見ているソフトバンクをまあそりゃあ当然のごとく配置するわけだが、えー楽天日本ハム?離脱者も込みで考えると日本ハム3位かなーでもオープン戦あんな頗る調子落とすか?打線の巡りは普通なのにリリーフ炎上で試合落とす様を何度も見て来たしなー、まあでも5位はないだろ。みたいな。ソフトバンク同様オープン戦が好調、センターラインは浅村の加入で12球団最強とも思えるレベルにまでのし上がった楽天は超えられないだろうが、めぼしいベンチ要員がいないロッテよりは上だととりあえずは予想。まあ日本ハムは打線見てるとかなり楽しそうなシーズンにはなると思いますけどね。勝てるかは別問題。

 

最下位は、えっ、西武じゃね?壊滅的なレベルでまともな投手いねえだろここ。あと絶対外崎か源田がひとたび離脱したら打撃も守備も終わりだぞ。マジで。二遊間(と捕手)の控えの貧弱さで痛い目を見ればいいと思うよ。

 

以上でーす、あとで自分で魚拓とって証拠抑えとくんで。シーズン終わったらまた見返そ。楽しみだなー。

 

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おわり

*1:もっともラミレス監督のことなので、連戦最終日にはオープナーをかますなんてこともあり得る

*2:主なヤクルト野手の満年齢:青木38歳、坂口35歳、バレンティン35歳、雄平35歳、山田27歳

*3:と少なくとも俺は見ている。ただし当社比ですよ、昨シーズンのオリックスと比較しただけで、他チームと比べるとまだまだしょぼいですよ。