タピオカドリンク店の客第1号になった話【Part3 TP TEA 池袋東武店編】
2019年3月20日、時刻は8時45分。俺は相変わらず10時の開店を待つため、ドアの前で座いすに座り込んでいる。
この日訪ねたのはTP TEA池袋東武店。台湾タピオカミルクティー発祥の店である春水堂(チュンスイタン)が設立したテイクアウト専門ブランドで、日本には去年の7月20日に、JR新宿駅新南改札内、NEWoMan新宿のエキナカに開店、上陸した。この店舗はTP TEA3号店ということで、期間限定の苺関連のメニューを引っ提げてやってきた。
しかもTP TEA池袋東武店は、2ヶ月前のゴンチャ新宿東南口店の時と同様、20~22日各日の先着200人にTP TEAオリジナルドリンクホルダーをプレゼントするそうである。今回はそんな店のオープン当日に、例によって開店一番乗りをしようとした(ら色々あった)、一人の男の記事である。
あー、相変わらず孤独だなー。ってか池袋東武ってJR池袋駅の中央1改札出てすぐ左にあるからかなり人通り多いんだよね。クッソジロジロ見られてる気がする、まあでも屋内だから寒さは凌げるしいいか……。
「あの、TP TEAにお待ちでいらっしゃいますか?」
はえ?
へ??????????????????????????
は???????????????????????????????????????おいおいおいおいおいおいおいおいおい
あのー、今起こった状況を説明するとですね、自分9時前から赤丸の付近で待ってたんですよ、1枚目の画像で「こちらに2列でお並び下さいませ。」って書いてあったから。そしたらさー青丸のところに臨時でTP TEA用の待機列ブース作られて。んでそのブース作られる前から俺先に赤丸の付近で待機してたら警備員に呼ばれてさ、青丸にハナから並んでた人の後ろに並ばされたの、キレそーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いやでも俺は心の中で起源主張してくから。だって俺8時45分に池袋東武百貨店の前着いた後3番街の出口全てを人がいないか確認したから。しかも警備員や店員に怒らない!んーこれがやっぱね、格の違うところですよね。
ま、ええわ。メニュー渡されたし見よ。
うおっ、おそらく500㎖で税込702円かー。タピオカとクラッシュされた苺の両方が入っていると考えてもなかなか挑戦的な値段だな。 うまけりゃいいけど。
しっかし、マジで平日の百貨店に朝から来る客って女性ばかりだな……。TP TEAとは違う目的で来店し、エスカレーターの前に並んでる人たちも男性は片手で数えられるほどしかいない。どのタピオカ店よりも男女比が歪だ。翌日は春分の日で休日だったから、また客層は変わってたんだろうか。
ま、カップルがいないだけ頗るマシですけどね。
そうこうしている間に開店。やはり以前の店舗の居抜きだからか、スタンド型のテナントにしては厨房含めてやや広め。机もあるので割と環境は良さそうだ。
おーおー店員会計手間取ってんなあ。どうやら通常のタブレット端末によるレジとは別に、クレジットカード決済用に別で置かれているレジが存在するらしい。確かに東武百貨店内に出店したのだから、百貨店内の全店舗で東武カードが使えるはずだし、TP TEAも例外なくクレジットカードで支払い可能なんだろう。*1他のタピオカドリンク店、ないしはミルクティー専門店では、クレジットカードどころか電子決済できるかも怪しい店舗なんかもあったりするのでこれはありがたい。いやーでも店員たちは大変だろうな。通常のレジとクレカ決済用のレジで2種類レシートが出てくるし、しかも店舗側の控えと客側の控えが別々に発行されるんだから戸惑うのも無理はない。頑張れ!!!!!!!!!!!!
こちらがタピオカ苺ラテ
タピオカは小さめ、苺の果肉はかなり細かい。風味としては苺のアイスクリームを、ミルクでやや薄めた上で最初から液体で美味しく飲んでる感じ。こう考えると量も多く感じられてくる。アイス2個分くらいじゃねえのこれ。んーでもそれにしてもちょい値段高いな、いちごの原液の割合増やしたり、果肉大きいとなお嬉しかったなあ。*2まあストローから吸えなくなったらストレスフルだし、これはこれで普通に美味しいかな。
あ、そういやオリジナルドリンクホルダー貰ったんだった、試しに開けてつけてみるか。
え、
なんか、
恥ずっ……。
普通に直接手で持って帰りました……。
おわり